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【リアル体験談】海外で現地採用として転職するデメリットについて!

【リアル体験談】海外で現地採用として転職するデメリットについて!

こんにちは。

新卒を1年半で退職後、24歳でミャンマーに海外転職して29歳になったえなブログ(enavlog)です。

前回は海外で現地採用として転職するメリットについて紹介させて頂きました。 

「海外で働いてみたい!」「海外で転職してキャリアアップしたい!」という方の中には、

下記のような悩みを持ってませんか?

・本当に海外転職しても大丈夫か?
・経験者はどう思っているのか?
・デメリットもちゃんと理解した上で判断したい

実際に海外転職となると大きな決断で、不安でいっぱいですよね。

私が一緒だったからわかります。

でも、事前に海外就職がこうだよ、というのを理解しておけばギャップも少なくなるはず。

私の実際の体験談や現地の人材紹介会社の担当者として日本人を会社に紹介してきた経験から、

『海外転職のデメリット』についてを紹介していきます。

メリット・デメリットは感じ方が人それぞれなので一般的にそう感じてるのではないか?

というのをまとめていくので、参考にしてください。

目次

【仕事編】海外で現地採用として転職するデメリット!

では、まず「仕事」について、デメリットに思うかもしれないことを紹介します。

仕事の幅は日本よりも少ない

業界や仕事内容の求人はもちろん日本と比べて少ないです。

日本企業で働く場合は、その国に進出している業界によって限られますし、アジアだと単純的な仕事は現地の人に任されます。

専門的なスキルや言語能力があれば現地での仕事の幅も広がるでしょう。

経験アドバイス

未経験でも仕事はあるので心配は入りません。
何をするより、どこで仕事をするということにフォーカスして海外転職を考えたなら、
現地でできることで頑張ればいいんです。

現地での将来のキャリアが見えにくい

日本では日本人上司がたくさんいるので、5年先はこうだろう、10年先はこんな仕事するのかな?というのが見えやすいと思います。

一方で、海外に進出する企業は、もちろん日本人は少なくなるべく現地の人に任せたいと考えます。

現地のマネージメントを任される日本人駐在員+専門職の日本人駐在員(製造、建設、IT)くらい。

同じく現地採用として働いてる上司がいる職場は少ないでしょう。いたとしても中途採用の可能性もあります。

つまり、目指したいと思う将来像のモデルを見る機会が少ないです。

経験アドバイス

まあでも経験を積んで日本に帰るなり、起業したり、ヘッドハンティング受けたり、いろんな道があると思うので、ある意味将来がとらわれなくても良いと思います。

給与は低め

アジアで働くならまず給与が低くなるという条件は譲る必要があります。

最初から日本よりも給与が上がってる人はほとんど見たことがありません。

日本人駐在員は高級なマンションに住んでるかもしれませんが、駐在員と比較すると落ち込みます。

でもその方々は今までの受験や就活、出世などライバルとの競争に勝ち抜いてきた強者。

あなたがそうでないならその人たちと比較しても仕方ありません。

経験アドバイス

それでも現地採用の方の給与の何倍かもらうのだから、何倍分働くという気持ちも持っておきましょう。

働き方改革なんて存在しない

日本では残業しないとかワークライフバランスとか言われてますが、海外ではまずないと思ってもいいかもしれません。

特にアジア圏で働きたい方は。

残業代がない、休日も働くことがある、家で仕事するは普通に場合もあります。

もちろん休暇はあるのでバランスは取れますが、日本よりも労働環境は守られてないということ。

経験アドバイス

他の日本人も同じですし、みんなで助け合えるもの。これはそんなに気にしなくても大丈夫だと思います。

研修や教えてくれる環境は少ない

日本みたいに研修○ヶ月や教育する環境は少ないと思います。

そもそもそれができる人事が海外現地にいないですからね。

とにかく自分で調べて聞いて理解して実行するの繰り返しだと思います。

経験アドバイス

逆の言い方をすれば、型にとらわれていなので自分次第でいろんなことも提案、やらせてもらえる環境もあるでしょう。
現地の人を育てるとか、会社の他の仕事もチャレンジさせてもらうとか。

今の日本より昔の日本の方が近い

海外に出ると視野が広がると言われます。

もちろんそうですが、海外に出ると日本人のコミニティが存在します。

ここでビジネスやプライベートの交流があるわけで、ほとんどの人が積極的に参加します。

そうすると平日の仕事後にお客さんとご飯、土日はお客さんとゴルフ、飲みなどは当たり前になるケースもあります。

今の日本ではあまり仕事以外の交流はしないようになってますが、

海外では昔の日本みたいにビジネスを考えると交流第一です。

経験アドバイス

もちろん嫌ならコミニティに参加しなくてもいいでしょう。
でも交流すると輪も広がって楽しくなります。お客さんだけど、お客さんと友人の間柄になりますね。

狭い社会で噂やレッテルのスピードは早い

これも先程お伝えした狭い日本人コミニティならではです。

社会が狭いほど信用をなくすと、広がってしまいます。

特に怪しいとか仕事ができないなどの噂はすぐにいろんな人に繋がります。

経験アドバイス

逆に懸命に働ければその分、市場での評価は広がります。
現に他の会社からヘッドハンティングされることもよく聞きますね。
私も声をかけられたことがありますし、その人次第かなと思います。

日本的な仕事のやり方に慣れなくなる

私は日本でも海外でも仕事経験がありますが、やり方や進め方が異なることも多いです。

日本では承認に時間がかかったしますが、

現地の仕事の方がスピード感重視の傾向もあります。

経験アドバイス

最初は慣れないかもしれませんが、両方経験していても今後に役立つのではないでしょうか?

【私生活編】海外で現地採用として転職するデメリット!

次に『私生活』に対してのデメリットと感じる点を紹介していきます。

家族や家庭の理解が得られにくい

これは私の実体験でもありますが、特に母親は私が海外に行くことを心配していますね。

もちろん行ったことない土地なら心配するでしょう。恋人もそうだと思います。

また家族ができれば自分だけではないので同じように感じるかもしれません。

上手く伝えてもなかなか完全に理解を得られることは難しいでしょう。

これはもう自分で飛び込んで安心する姿を見せるしかありません。

経験アドバイス

こまめに連絡してあげるのが大事だと思います。危なそうな写真は送らないコト。

ちょっとしたトラブルが解決できない

日本では簡単に解決できる生活トラブルが解決できない場合があります。

例えば、パスポートを落としたりスマホを落としたり、家の電気が止まったりなどなど。。

緊急な時は不安になりますよね。

会社の現地の人事担当者が解決してすれることになると思いますが、ちゃんと緊急連絡先を確保しておきましょう。

慣れないイレギュラーも多いですが、

それも経験になるはずです。

また日本人同士のコミニティも大事にすれば助けてくれることもあると思います。

経験アドバイス

それをストレスに感じるか、それも含めて良い体験ができてると思うか、気持ち次第です。

意外と生活費が高かったりする

アジアだと生活費が安いと思われがちですが、

日本と同等の綺麗さで都心部に住むと意外と家賃などは高い場合があります。

需要と供給のバランスで、人が住むところはどうしても高くなります。

経験アドバイス

海外に行く前にエージェントに家賃がどれくらいなのか、会社の面接で家賃補助があるのかをちゃんと聞いておきましょう。

意外と村社会

仕事のところでもお伝えしましたが、意外と日本人社会の狭いコミニティがどこの国でも存在します。

普段行くデパートやレストラン、居酒屋には日本人の知り合いが誰かしらいるという状況も多々あります。

プライベートまで干渉されたくない人もいると思いますが、

日本人が快適に行けるところには他の日本人もいることを覚えておいてください。

経験アドバイス

現地ローカルのお店を開拓して、自分だけの居場所を探すのもアリです!

婚期が遅れる?

これは一概にも言えませんが、やはり日本より出会いは少なくなるかなという印象です。

海外は日本人男性の方が多い印象で、家族持ちの駐在員が多いです。

現地採用だと給与も少ないので、劣等感も感じるかもしれません。

一方で女性であれば結構チヤホヤされることが多く、飲みに誘われることも多いと思います。

日本人同士で付き合ったり別れたりすると噂も広がりますしね。

いろんな日本人がいますから、全て信用せずにしっかりと関係性を作った方がいいと思います。

現地ローカルの方と付き合う方も多いですが、色々と文化面で大変な印象もあります。笑

経験アドバイス

人それぞれなのでそこまで期待せず、全部信用せずのスタンスが良いと経験から思います。

日本の証券会社で取引できない

もし株の購入の資産運用に興味がある方は、日本の証券口座は海外では使えないことを覚えておいてください。

日本の証券はマイナンバーが必要であり、

海外に出てそのままにしておくと凍結されるリスクがあります。

最近では米株のインデックスとかNisaも流行ってますね。

経験アドバイス

行った海外の国の口座は開けると思いますが、購入したい株の銘柄があるか?確認しておきましょう。

一時帰国すると、不安定を感じてしまう

これはメンタルとの向き合い方ですが、

一時帰国すると友人が結婚したり、子どもが産まれたり、家を買ったりと着々と安定の道を進めています。

こういう環境をみると、いいなあとか自分は安定してないなと感じるかもしれません。

経験アドバイス

人は人、他人は他人と割り切るメンタルが大事だったりします。
その時期によって自分が求めているものは変わりますので、自分がどうしたいのか向き合ってみてください。

治安

治安は海外に行く前にエージェントや知り合いがいれば知り合い、本、日本大使館の情報などをちゃんとみて把握しておきましょう。

私は海外に行った当初、日本大使館から注意勧告された場所に知らずに行ってしまい、お金を取られた経験があります。

今では良い経験として思っていますが、

日本人はカモられる対象になりますので事前に知っておくことが重要です。

経験アドバイス

特に女性の場合は1人で夜に出かけるなどは注意してください。慣れれば慣れるほど要注意でもあります。
現地の日本大使館のHPや地球の歩き方などでチェック

雇用保険や年金

海外で働くと日本の雇用保険を払っていないので、退職して日本に帰っても失業保険は支払われません。

また年金は海外に出ると任意で支払うこともできますが、払わなくても問題ありません。

ずっと海外で働きたいなら心配しなくてもいいですが、日本帰国を予定するのならこちらも把握しておくことも大事です。

私の周りでは現地採用野ほとんどは年金は支払っておりません。

私の知り合いでは所属を日本側にしてもらい、日本での給与と現地側で手当を受け取るといった雇用形態にしてもらってる方もいました。

経験アドバイス

日本では敬遠されがちですが、海外に出たら交渉も大事になっていきます。

まとめ

海外就職の現地採用でデメリットと感じることを紹介しました。

まとめると、

仕事のデメリット

・仕事の幅が日本より減る
・現地での将来キャリアが見えにくい
・給与は低め
・働き方改革なんて存在しない
・研修はほとんどなし
・昔の日本の付き合い方が存在する
・噂はすぐに広がる
・日本的な仕事のやり方が鳴れなくなる

私生活のデメリット

・家族の理解を得られにくい
・トラブルが解決しづらい
・意外と生活費がかかる
・意外と村社会
・婚期が遅れる
・日本の証券会社で取引できない
・治安問題
・一時帰国で不安に感じる
・雇用保険と年金

デメリットを書いてしまいましたが、もちろんメリットもたくさんあります!

私は海外に出てよかったと思っています。

人生は一度きりなので、しない後悔よりした後悔の方がいいはず。

デメリットは事前に知っておけば不安が少しでも解消されると思いまので、

いろんな人に聞いてみるのも良いと思います。

私に聞きたければTwitterのDMにメッセージして頂いたり、

人材紹介の担当エージェントに気軽に聞くのも全然良いと思います。

何もしないより少しでも聞いてみる、動いてみる行動が次に繋がると思います。

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