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【経験者が語る、現地採用はやめとけ?】海外転職の9つの真実とは?

【経験者が語る、現地採用はやめとけ?】海外転職の9つの真実とは?

こんにちは。

新卒を1年半で退職後、24歳でミャンマーに海外転職して29歳になったえなブログ(enavlog)です。

海外就職や現地採用とタイピングすると、

『海外就職 やめとけ』『現地採用 やめとけ』という関連の検索結果が表示されます。

きっと海外の現地採用に対してマイナスのイメージも持っている方や本当にそうなのか関心を持っている方が多く、

・現地採用は精神が病むからやめとけ
・現地採用はキャリアにマイナスだからやめとけ
・現地採用は給与が安いからやめとけ

と感じている人が多いということが想像できます。

今回は、私が4年間海外の現地採用として働き、

人材紹介会社として日本人の現地採用の斡旋もしてきた経験から実態をお話していきたいと思います。

目次

海外転職の現地採用はやめとけ?理由9つ

私が思う、現地採用がやめとけと言われる理由について○つ挙げました。

参考にしてみてください。

駐在員との待遇の差に劣等感を感じる

日本の本社から任期で駐在きた人と現地採用できた人は待遇面の差が全然違います。

特に感じるのは駐在員の方の家に行く時です。

現地採用の人は現地の国人が住むところに少しリフォームしたところやシェアハウスで住むことが多いですが、

駐在員はプール、バー、レストラン付きのマンションに住んでる方がいます。

特に大手商社の駐在員は凄いですね。

そんな人たちと比較したら自分が住んでる場所や生活が全然違うと思ってしまうでしょう。

相手も駐在員なのか現地採用の方なのか、もちろん見極めます。

駐在員と比べて給与も待遇面も全然違う場面も目の当たりにして、劣等感を感じるかれません。

・海外駐在員と待遇面の違いについて劣等感を感じる。

給与が安い、生活費が意外と高い

国にもよりますが、タイやベトナム、ミャンマーなどのアジア圏であれば、

現地採用として入社して3年程までは15万〜20万円ほどが給与の相場感になるでしょう。(紹介の経験から)

日本語教師や単純作業の事務系であればそれ以下も全然ありますが….

日本の新卒以下の給与と考えるとやはり低めと感じてしまう。

ここから家賃や税金が引かれると残るのは10万弱くらいです。

ただ、アジア圏のように物価が安い国だと生活費は安いんのではないか?と思うかもしれません。

もちろん現地の方が食べるものは安いでしょう。でも毎日現地の食材やレストランでご飯を食べますか?

私も含めてほとんどの人は、日本食や現地の人が普段行かない日本の居酒屋と変わらない値段のレストランなどで食事をしてました。

最初は現地の食べ物を食べますが、やっぱり親しみのある日本食は食べると日本と変わらない値段になり、生活費が重なります。

・給与は日本よりも安いけど、割と生活費は日本と変わらない

現地での将来のキャリアが見えにくい

より不安に感じるのは、海外の現地にいると将来が見えにくいことかもしれません。

日本で働いたことのある方だとわかるかもしれませんが、

会社には自分の先輩や上司がいて、5年後や10年後がおおよそ近いキャリアになる。

一方で、海外の現地採用だと、周りにそんな存在がいない。もしくは本当に少ない。もしくは途中でいなくなるだろう。

もちろん、その国で独立や転職の道もある。だけれどもそんなに自分がその国で長くいたいのか?キャリアを築きたいのか?

最初は刺激もあるが数年経つと、そのような感情もわいてくるかもしれません。

よりその道をたどった人がいない分、現地でのキャリアが見えにくいでしょう。

現地で同じような道をたどっている日本人が少ないので、キャリアが見えにくい

仕事量が多く、就労時間外も働いている

ミャンマーで働きながら、タイやベトナムに現地採用として働く友人がいるので、

いろんな話を聞いたりしましたが、結構遅くまでや土日も仕事をしている人が多い印象です。

日本では働き方改革で残業をしなかったり、労働関係がうるさくなってきている傾向がありますが、

海外では基本的に日本の昭和の働き方ですね。

土日はお客さんと飲みにいったり、ゴルフをしたりなどのお付き合いもよくあります。

それも含めて仕事と感じてしまう方は、仕事量はかなり多いと思います。

・昭和時代の日本の働き方やお付き合いが存在する

日本より日本的な村社会に息苦しさを感じる

読者が住む日本の地域でも、〇〇の国が多いエリアはないでしょうか?

実は海外でも、いわゆる日本人村のコミュニティが存在します。

どこの国でもあると思いますが、来たばかりの方は右も左もわからないので日本人に依存してしまいます。

最初は心地よくも感じるのですが、人によってはその狭い社会のコミュニティが嫌になるかもしれません。

社会が狭いからこそ、噂もレッテルも早いですしね。

駐在員の奥さん同士でも色々ヒエラルキーが存在する地域もあるようですね。

視野はもちろん広がるのですが、日本人社会の狭いコミュニティに窮屈を感じて嫌になる方はみてきました。

・日本にいる外国人と同様に、海外でも日本人同士が集う狭いコミュニティが存在する。

英語や現地語が思っていたより全然伸びない

海外に行くと英語を伸ばす、現地語を話せるようになりたい、と感じると思います。

でも、ほとんどの人が全然話せない、伸びていないのも事実です。

日常会話を理解したり話せたりすることはできるでしょう。

しかし、ビジネスで使えるような言語の取得は難しいです。

なぜなら、日本人の社会に染まってしまうからです。その方が居心地が良いから。

言語の習得は地道な努力と積み重ねですからね。

・日本人社会にいると、なかなか英語や現地語が話せるようにならない

婚期を逃す、なかなか現地で良い出会いがない

海外に出ると、日本よりも会う確率は少なくなるかもしれません。

アジア圏でいうと、日本人男性と女性の割合は 9:1 か 8: 2 くらいの印象ですかね。

とにかく女性が少ないのでモテます。飲みに結構誘われます。

現地採用の男性が日本人女性に行くのは、ハードルが高めかもしれません….

私もですがミャンマーに行く前に付き合っていた彼女にはフラれましたし、それから現地で彼女はできません。

現地の国の人となら全然チャンスがあって付き合えると思いますし、友人も多く結婚しました。

ただ、タイミングを逃したんだよねと後悔している日本人女性も多く見たりしましたね。

・現地で良い出会いがあるかはわかりません。日本人女性はモテます。

医療機関が日本より脆弱である

日本より医療が充実している国はほとんどないでしょう。

特に、発展途上国ではその国では治療できずに隣国に搬送されることも一般かもしれません。

今回のコロナ騒動で多くの日本人が医療体制の不安いより日本へ一時帰国しました。

特にロックダウンや着陸禁止令がでると帰りたくても帰れません。

海外だと日本では当たり前ができないことがあることを知っておきましょう。

・日本より医療体制が整っていない国も多数ある

日本に一時帰国すると将来の不安を感じる

日本に一時帰国すると、将来の不安を感じる場面も多いかもしれません。

友人が結婚した、子供が生まれた、家を買った、大手に就職した….など

日本の友達が日本で着々と安定と築き上げているのを見ていると、

形にあるものが何もないことに対して不安に感じるかもしれません。

もしかしたら、親などからの言葉が一番聞くかもしれませんね。

私の親もそうでしたが、きっと心配からいう言葉なのでしょうけど。

・家族や友人の言葉で、形に残っているものがなくて不安に感じる

実際はどうなのか?経験から言えること

上記のように「現地採用はゼッタイにやめとけ!」と思われる理由を9つ紹介させて頂きました。

これは私が感じたり、他の現地採用の方々が言ってたことですので事実です。

マイナスに感じるかもしれませんが、私は自分の経験からこの9つは考え方次第で変わるかと思いました。

・駐在員との待遇の差に劣等感を感じる
→駐在員は受験や就活、出世などの激しい競争を乗り換えたのだから、差があって当たり前。
 むしろ、駐在員は本社と現場の板挟みで現地採用にはわからない苦しさがある。
 将来見返したれ。

・給与が安い、生活費が意外と高い
→給与は低いかもしれないが、それ以上に返ってくるものがあるはず。
 目先の給与を気にするなら、先進国で働く道もある。
 現地のご飯を食べて、生活費を抑えれば問題なし!

・現地での将来のキャリアが見えにくい
→そもそも日本での見えてしまうキャリアが嫌で、レールから外れたいと思ったのでは?
 どのキャリアを選んでもきっと違う不安や悩みがあるはず。

・仕事量が多く、就労時間外も働いている
→身体を壊すまで仕事をするのは良くないが、私は仕事をたくさんやってきて自分の力がついたという自負はできた。
 土日もお客さんといろんな人にあったりできる環境があることも、なかなかない経験である

・日本より日本的な村社会に息苦しさを感じる
→どこの海外や日本に行ってもコミュニティは存在する
 嫌なら仲の良い人たちと飲んだり、現地のスタッフと飲みにいけばいい

・英語や現地語が思っていたより全然伸びない
→これはもう自分が頑張るしかない。経験年数が伸びるほど話せないと恥ずかしくなる
 現地のスクールに通ったり、オンライン学習を上手く活用したほうが絶対良い
 海外に行く前に英語のオンライン英会話はゼッタイにおすすめだし、やってよかった。

・婚期を逃す、なかなか現地で良い出会いがない
→これはタイミングしかないと思う。 
 経験からいうと海外にいる日本人全員を信用しないこと。現地の外国人もそう。

・医療機関が日本より脆弱である
→自分の持病や気になるところに対して治療できる体制があるか、現地や行く前に確認すること。
 自分の身は自分で守るが鉄則

・日本に一時帰国すると将来の不安を感じる
→環境が人の感情を買えるから仕方ない。不安に感じるなら、すぐに海外へ戻ろう。
 人は人。自分は自分。

色々書かせて頂きましたが、わたしは海外に現地採用として行ってよかったと思ってます。

いろんな記事がある中で、発信者も読み手も感じるのは人それぞれかもしれません。

結局信じるのは自分のような気もするし、

自分が経験しないことにはずっと誰かの二次情報を読んでの繰り返しになるのではないでしょうか。

それであれば、人材紹介会社で聞いてみるのも良いし、わたしにTwitterから連絡いただいても構いません。

まずは、誰かに聞いたり、英語を勉強したり、本を読んだり、次に進む行動をした方がいいかなと。

少しでも参考になってもらえたら嬉しいです。

これが乗り切れそうにないなと思えば、日本からの駐在員としての選択肢も全然ありだと思います。

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